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司法試験憲法で問題が事前に漏えい 考査委員の明治大学法科大学院教授は事実を認める 

 

NHKニュースより

NHKニュースより

司法試験の問題内容 教え子に漏らした疑い

ことしの司法試験で、問題の作成などを担当した明治大学法科大学院の教授が、教え子だった受験生に試験問題の内容を漏らしていた疑いがあるとして、法務省が調査を行っていることが関係者への取材で分かりました。教授は関係者に対し、漏えいを認める趣旨の説明をしているということで、法務省は詳しいいきさつについて調査を進めています。

関係者によりますと、明治大学法科大学院の60代の男性教授は、ことし5月に行われた司法試験で試験問題の作成などを担当する「考査委員」を務めていましたが、試験前、教え子の20代の女性に試験問題の内容を漏らした疑いがあるということです。
漏えいした疑いがあるのは、この教授が問題の作成に関わった憲法の論文試験などの内容とみられ、法務省は教授や受験生から事情を聴くなど、調査を行っているということです。教授は関係者に対し、漏えいを認める趣旨の説明をしているということで、法務省は詳しいいきさつについて調査を進めています。
NHKが教授への取材を申し込んだのに対し、教授の家族は「本人は体調が悪いので応じられない」と話しています。
「考査委員」は法務大臣が任命する非常勤の国家公務員で、ことしは法科大学院の教授や裁判官、それに弁護士など、合わせて131人が担当しましたが、試験問題の内容などについて守秘義務が課せられています。
司法試験を巡っては平成19年、考査委員を務めた慶應大学法科大学院の教授が試験前に学生を集めて開いた勉強会で、実際の出題と関連するテーマを教えていたことが明らかになりました。これを受けて法務省は考査委員のうち、法科大学院の教授の数を大幅に減らしたほか、問題の作成に関わる考査委員については受験資格のある学生らに一切指導しないことなどを義務づけていました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150907/k10010219711000.html

 

司法試験の問題漏洩は、2007年の慶應大学法科大学院教授によるものに続き、二度目。

なお、平成27年度の憲法の司法試験考査委員の名簿は以下の通り。

青柳幸一   憲法 明治大学大学院法務研究科教授
井戸俊一   憲法 司法研修所教官
大原義宏   憲法 法務省刑事局国際刑事企画官
兒島光夫   憲法 司法研修所教官
島田英一郎 憲法 司法研修所教官
白井智之   憲法 法務省刑事局参事官
曽我部真裕 憲法 京都大学大学院法学研究科教授
中島徹     憲法 早稲田大学大学院法務研究科教授
中村功一   憲法 法務省刑事局付
堀越孝     憲法 弁護士(第一東京弁護士会)
巻美矢紀   憲法 千葉大学大学院専門法務研究科教授
宮田祥次   憲法 司法研修所教官
渡邊英城   憲法 弁護士(東京弁護士会)


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