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司法試験論文式は「腕力」勝負!ボールペンより万年筆の方がよい?

 

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今年の司法試験まで、ついに残り2ヶ月を切った。模試を受けてみればよく理解できるが、論文式試験は答案構成以外の時間はひたすら書き続けることが求められる。腕力が勝負となる面があるため、「相棒」となる筆記具として何をチョイスするかは、無視できない重要な問題である。

そこで議論になってくるのが、「万年筆かボールペンか」というトピックだ。ボールペンは普段から使う機会はあるので馴染みも深い。最近ではSARASAやジェットストリームを使用する受験生が多く、太さは0.5か0.7が主流だろう。

万年筆はボールペンより力がいらない?

一方で、ボールペンよりも力を入れずに書き続けられるとして、万年筆派も根強く存在する。しかし、扱いづらそうで手が出せないという人も多いだろう。

まず、万年筆の生産型について考えてみよう。万年筆には大きく分けて、日本製と海外製のものがある。日本製は漢字のような縦書きで繊細な字を書くのに優れている一方、海外製はアルファベット等を早く横書きで書くのに優れているという。綺麗な美しい漢字を表現するなら日本製の方がいいのであろうが、司法試験の論文式試験は時間との勝負。横書きで素早く書き続けるためには、海外製の方が良いかもしれない。

また、値段とデザインにおいても両者は異なってくる。当然のことながら、海外製は輸入してくるコストを乗せるため、値段は高額になるものが多い。デザインについては、完全に「和」と「洋」がそれぞれ表現されているように感じる。どちらのデザインがいいかについては完全に個人的な趣味であろう。さらに付け加えると、海外製でも、ドイツ産・イタリア産・イギリス産・アメリカ産と、国によってもそのデザインにはかなり特徴が表れる。デザインについて興味があれば、是非、万年筆を多く取り揃えている文具店に足を運んでみることをお勧めする。

ステンレスのペン先は危険

次に、 ペン先について。注意しなければならないのが、万年筆で、安めの物を使うことだ。万年筆のペン先には2種類あり、ステンレス製と金製があるのだが、比較的安い万年筆はペン先がステンレス製のものがほとんどである。ステンレス製のものだと、ペン先が固く書きにくいばかりか、紙を破ってしまう危険性もある。もし答案用紙を破ってしまえば、特定答案になる可能性もある。せっかく万年筆を購入するのであれば、金製の物を使う方が無難だろう。

また、字の太さについては、万年筆にはボールペンの0.5や0.7のように決まった太さがない。インクの量やペンごとの特徴や紙質に加えて、その日の天候にも左右される場合がある。一例としては、EF(極細字)・F(細字)・M(中字)・B(太字)・BB(極太字)というものがあり、日本人にはEFかFがなじみやすいと言われている。どの太さが自分に合っているのかというのは、購入する際に、店頭で試し書きをさせてもらうのがベストであろう。

また、万年筆の大きな特徴は、インク瓶からインクをペンに流し込んで、インクを補充するという点である。万年筆本体だけ持っていても何も書けない。インク瓶を一緒に買ってインクを補充して、初めて使えるようになる。また、インクが万年筆の中で固まってしまう場合もあるから、定期的な手入れが必要となる。万年筆を使うものにとってはこれがまた楽しみでもあるが、面倒と思ってしまう人もいるかもしれない。

選ぶとしたらおススメは?

そんな中で、ボールペンと同じように、芯を交換することで字を書くことができる万年筆がイギリスの有名メーカーであるパーカーから販売された。5thというシリーズなのだが、万年筆の欠点とも言われてしまうインクの補充や手入れが一切不要で、書き心地もかなりなめらかだ。このシリーズは万年筆の中でもかなり革命的な製品となっている。

しかし、この製品にも欠点はあり、ボールペンの芯のように安価に簡単に購入することはできず、1本1000円程度する。また、文具店のどこにでも売っているという分けでなく、万年筆取扱店やネットでしか購入できない。

また、最高級品としてはモンブランが有名だが、試験会場に持っていくと紛失が気になってしまいかねない値段だ。弁護士になって懐に余裕が出たら買うべき一品と言えるかもしれない。

「万年筆かボールペンか」というのは判断が難しい。まずは一回万年筆で字を書いてみてはいかがだろうか。そのうえで、どちらが自分の好みなのかを考えてみるといいだろう。


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