司法書士事務所N-first、遺言書の自動作成アプリ「らくつぐ」のAndroid版を提供開始、新機能も追加




司法書士事務所N-first(以下「エヌファースト」)は、遺言書の原案をチャットボットで自動作成できるアプリ「らくつぐ」のAndroid版を、10月6日より提供開始した。昨年末にすでにiOS版をローンチしていたが、Android版では遺言書作成の進捗確認やプッシュ通知、相続や遺言に関するコラム等の新機能も搭載している。

「らくつぐ」は、煩雑な手続きや専門的な知識を必要とせずに、チャットボットの質問に答えていくだけで「自筆証書遺言」の原案をPDFで無料で作成可能できる。ただ、最終的に法的に有効な文書とするためには、自筆での書き直しが必須だ。
「遺言書必要度診断」機能では、利用者の状況から遺言書の必要度合いを知ることができる。また、より詳細な遺言書を作成したい場合には、同アプリ上から司法書士へ有償で作成を依頼することもできる。

自らの死についても向き合うことになる遺言作成は、積極的に行いたいと思う人は通常多くない。そこで、まずどのような内容のことを遺せばいいのか、アプリを通して知ってみるという体験は、人々の遺言作成に対するハードルを取り除くことに寄与するだろう。

日本公証人連合会によると、全国で作成された遺言公正証書件数は、過去10年にわたって増加傾向にあり、平成26年からは10万件を超え、令和元年(平成31年)においても11万3137件にのぼっている。また、民法改正で自筆証書遺言の方式緩和や、法務局での保管制度が新設されたことで、遺言に関する関心も高まってきている。

法律事務所や司法書士事務所は、相続の潜在顧客との接触点として、ウェブサービスを使うことが、これからも重要な戦略になり得るだろう。

遺言書自動作成アプリ「らくつぐ」の詳細: https://rakutugu.com/